2016/09/13
破産は「イメージ」がよくないですが、破産の実際のところはどうなんでしょうか。
破産をすると、やれ戸籍に載るやら、選挙権がなくなるやら言われたりしますが
実際は、そんなことはありません。
破産の制度上の位置づけは「再生」であるといわれております。
なので、イメージが悪く先行していますが、制度そのものは、寧ろ「再出発を」という性格を持っています
身の回りものもほとんど取られませんし
(大阪の場合は、中古買取価格20万円が処分の基準)
もう一度、やり直すことができる手続きです。
破産の制度があるのは、破産という制度がないと犯罪をしてでもお金を作ろうとする人も出てくる為叫び
治安が守れないといったこともあると言われております。
「破産する」ということは、本人にとっても、社会にとっても長い目で見れば、プラスのことなんですね時計
イメージさえご本人が受け入れることができれば、破産という選択肢は有用なものであると思います。
但し
制度上は7年経てば、再度の破産はありえますが、(7年内でも破産が全くできないわけではありませんが)
一生に一度の手続きにしなければなりません!
二度があっては、再出発ができなかったということですからね・・・。
それでも二度目が必要であれば、しょうがありませんが、あくまで「再生」「再出発」を果たしましょう。