こんばんは。司法書士の鈴木です。
さて、弁護士さんから伺った話ですが、債務整理は業務の基本で難易度が高くないので、若手の弁護士に回ることが多いそうです。
債務整理は基本ですので、それだけやっていては当然ダメで、さらなる他分野に挑戦するのが順番だろうと思います。
債務整理のみを標榜するのでは、自らが応用に挑戦しないということになってしまいます。
ある弁護士事務所の事務所ニュースでは、所属の弁護士は皆、毎年、やってこなかった業務を挑戦するということを書いてありました。
自己研鑽なくして、この仕事はありえません。また他分野をやってみて、債務整理が見えてくることも珍しくありません。
私も、労働事件や離婚事件などをやっていますと、本当によく思います。
当初、悪徳商法や労働事件を取り扱うようになった頃には、こんなにも債務整理とレベルが違うのかと驚きました。
債務整理はできて当たり前。さらなる他の業務もやってこそ、債務整理そのもののレベルも上がるというものです。
正直言って、債務整理が唯一の専門分野ですとなると、それは専門家として心もとないといって間違いないでしょう。